夫婦ですれ違いをなくす。『子どもが幸せになる「8つの極意」』が教えてくれる子育ての考え方

「夫(妻)と子育ての方針が合わなくて、いつも喧嘩になる…」
「子どもには幸せになってほしいけど、つい口出ししすぎてしまう…」
「正解がわからない…」
毎日仕事に家事に、そして子育てに…本当にお疲れ様です。
子育てって、親の思い通りには全くいかないですよね。特に、夫婦間で「厳しくするべき」「いや、自由にさせるべき」と意見がすれ違うと、家庭の空気がピリピリしてしまいます。
そんな「子育ての軸」に迷っているすべてのパパとママに、ぜひ夫婦で読んでいただきたい一冊があります。
それが、小児科医・脳科学者の成田奈緒子先生と、臨床心理士の上岡勇二先生が書かれた『パパもママも知っておきたい 子どもが幸せになる「8つの極意」』です。

目次

小児科医と心理士がタッグを組んだ「新時代の子育て論」

この本が素晴らしいのは、「こう育てれば頭が良くなる!」といったノウハウ本ではなく、医学と心理学の視点から「子どもの脳と心を健康に育てるための【親のあり方】」を説いている点です。極意の1つ目には「睡眠(脳育て)」が挙げられていますが、それ以降は「夫婦の信頼関係」や「子どもを信じて待つ」といったコミュニケーションの話へと繋がっていきます。著者は、子育ての最終目的は「子どもを自立させること」だと言い切ります。
そして、そのためには親が「過干渉」を手放し、一人の人間として対等に向き合うことが不可欠なのです。

「親業」と完全に一致!夫婦で共有したい3つの極意

「親業(ゴードン・メソッド)」の理念と、脳科学・心理学のアプローチは完全に一致しています。本に記されている8つの極意の中で特に心に響いた3つの極意をご紹介します。

極意3:「信じて待つ」

親はつい「勉強しなさい」「明日の準備したの?」と先回りしてしまいます。しかし本では、親の物語(理想)を押し付けず、忍耐強く待つことが脳育てに重要だと書かれています。
これは親業の「子どもの問題を親が奪わない(問題所有の原則)」と全く同じです。失敗する権利を子どもに返し、親は「ただ聞く」ことに徹するのが自立への近道なのです。

極意7:「パパとママの信頼関係を育む」

子どもの前で夫婦がどう関わっているか。子どもはそれをしっかり見ています。親業でも、夫婦間の意見の対立を「どちらかが我慢する(勝ち負け)」のではなく、双方が納得する「第3の道(勝負なし法)」で解決するスキルを学びます。夫婦の温かい対話こそが、子どもにとって最大の安心基地になります。

極意8:「一人の人間として大人扱いする」

「子どもなんだから言うことを聞きなさい」という態度はNGです。言葉を曖昧にせず、一人の自立した人間として対等にコミュニケーションをとることが重要です。親業の「わたしメッセージ(私はこう思うよ、と主語を自分にして伝える)」は、まさに相手を対等な大人として尊重しているからこそ使えるスキルです。

「大人扱いする」って、具体的にどう言えばいいの?という方へ

本を読み終えると、「よし、今日から子どもを信じて待ち、大人として扱おう!」とパパもママも前向きな気持ちになるはずです。でも……いざ日常に戻ると、「『一人の人間として大人扱いして話す』って……具体的にどんな言葉を、どういうトーンでかければいいの?」と悩んでしまうのがふつうです。頭で「過干渉はダメ」「対等に話そう」と理解しても、長年染み付いた「親が上で、子が下」という話し方の癖は、そう簡単には抜けません。
子どもが目の前でゲームばかりしていると、つい「いい加減にしなさい!」と【指示・命令】になってしまいますよね。この「理論は分かったけれど、実践のやり方が分からない」というギャップを埋めるのが、私たち親業インストラクターの役目です。


一人で抱え込まず、まずはお話しませんか?

無理な勧誘は一切ありません。「ちょっと話を聞いてみたい」という軽い気持ちで遊びに来てください。
あなたの子育てが、もっとラクで楽しいものになりますように。

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